ハタラクママブログ

看護師のハタラクママが、2人の息子との日々をタノシム!!

次男のこと。滲出性中耳炎。

こんにちは、happymomです!

 

先日の記事で、長男の喘息とじんましんについて書きました。

happymom3.hatenablog.com

 

 今日は次男の病気について書いてみようと思います!

 

我が家の次男(現在3歳)は、滲出性中耳炎という病気で、

現在も治療中です。

 

次男は生後7か月のころに、卵アレルギーであることがわかり、

現在長男が通っている小児アレルギーの専門外来に通院していました。

何度か入院して、トータルで1年半かけて卵の負荷試験を何度も行い、

現在は卵アレルギーも克服しています。

その治療中に、たまたま風邪をひいて悪化し、入院したのですが、

次男も気管支喘息があるといわれ、内服で喘息治療も並行して行っていました。

 

次男の喘息はそこまで悪くなく、吸入薬は使用せずにどんどん良くなったのですが、

かわりに、風邪をひくと鼻水がとくに多く、毎回鼻水がでるとすぐに

急性中耳炎を起こすようになっていました。

 

はじめて急性中耳炎を起こしたのが1歳のころ。

それから今まで、合わせると両耳で30回以上、急性中耳炎を起こしています。

 

小児科と耳鼻科のアドバイスのもと、保育園の通園回数と時間を減らし、

わたしも仕事をセーブして、毎日耳鼻科へ通って吸引と吸入治療をしてもらい、

もちろん自宅でもしょっちゅう鼻水を吸引し、

なるべく次男に風邪をひかさないようにがんばっていました。

 

2歳をすぎてよくしゃべるようになった次男は、

さ行がなかなかうまく発音できませんでした。全部たちつてとに聞こえます。

そして3歳手前で、わたしやパパや長男の話に、すぐ「え?え?」と

聞き返していること、また、よくテレビを大音量にしていることに気が付きました。

3歳半健診の聴力検査は無事に通過したものの、

わたしの中で、もしかしたら耳が聞こえにくいのかもしれない。。。

という不安がだんだん大きくなりました。

 

いろいろ悩んで、文献をよんだり、有名な耳鼻科を調べたり、

それでもいつもの耳鼻科や小児科への通院は続いていたし、

毎日忙しく回る中で、目をつぶっていたい気持ちもありましたが、

思い切って、地元でも有名な外科治療をしてくれる耳鼻科へ

行ってみることにしました。

 

いままでの経過を説明し、診察してもらってすぐ、聴力の検査もし、

担当してくださった先生は、わたしに、

「お母さん、よく今日来てくれました。

すごい回数の中耳炎を繰り返して、お母さんもお子さんもつらかったと思います。

この子の鼓膜は全く震えていないので、難聴と言っていいレベルだと思います。

両耳とも滲出性中耳炎の状態で、

いつも耳の中に鼻水がたまって鼓膜に圧力がかかり、

違和感や痛みもあって、さらに聞こえにくい。

聞こえにくそうにしているのは、本当なんだと思いますが、

さいころから繰り返しているので、本人もこれが普通と思っているかもしれない。

滲出性中耳炎は、時期を待てば(小学校中学年程度)、自然に治る例も多く、

滲出性中耳炎の治療は保存的なものが多いのはそのため。

施設によってはこのまま様子をみる場合も多いだろう。

しかし今の2歳から4歳の時期はとくに会話やコミュニケーションの発達する

時期で、この時期の難聴はこれからの成長発達にも影響する恐れがあるので、

改善してあげたいと思っている。

初めて来てくれたのにびっくりさせて申し訳ないが、

鼓膜にチューブを入れる手術をして、鼓膜が正常に震えるようにして、

当面の聴力の回復を目指したいと考えます。」と。

 

次男を抱っこしながら、そして震えながら聞いていました。

幸い、命に関わるような病気ではありませんが、

わたしは次男の「聞こえる時間」をどれだけ奪っていたのか。

自分で伝えられないために、聞こえないことや耳の違和感を

ずっと我慢させていた。あんなに毎日耳鼻科に通っていたのに。

繰りかえしていた中耳炎のこと、発音のこと、テレビの音のこと、会話のこと。

いろいろぐるぐる頭を回って、次男に申し訳ない気持ちでいっぱいになり、

血の気が引くような気分になったと同時に涙がでました。

 

その場で手術を受けたい旨を伝え、すぐに準備に入りました。

空いている日程で手術日もすぐに決まり、術前検査と並行して、

鼻水の治療もはじまりました。

 

初めての診察から2週間後。

次男は全身麻酔で、両側鼓膜チューブ挿入術を受けました。

もともと普段から病院慣れしていて、

どんな処置でも全く平気にしている次男ですが、

手術室まで自分で歩いていき、ママにバイバイして中に入り、

終わってからも全く泣かずに病室のベッドに戻ってきてくれました。

 

病室に帰ってきて次男は、まだ麻酔が残っていてぼーっとしながらですが、

「あーうーえー。まま? ままのこえ、おーきいなあ!!」

と言ったのです。

また泣いちゃいました。

 

聞こえにくかったんだね、今まで。

ママ、こんなに毎日一緒にいるのに、気づくのが遅くて本当にごめんね。

ママの声、いっぱい聞こえる? よかった。

痛いこと、がんばってくれてありがとうね。

いっぱいいっぱいいーっぱい抱っこしました。

 

術後はベッド上安静なので、いつもは制限されているYouTube三昧で、

次男は幸せそうでした。笑

よかった。

 

術後の経過もよく、すぐに退院し、

手術以降、今でも週1回、風邪をひいたときは週3回、

少し遠いのですが、がんばって通院を続けています。

 

 多くの病院が自然治癒まで様子をみることが多い滲出性中耳炎なのに、

初めての診察で、チューブを入れましょう、と

はっきり言ってくださった先生に感謝しています。

今、この子の耳が聞こえるようにしてあげたい。

その気持ちはわたしも同じだったからです。

 

次男も、長男と同様、アレルギーは何も出ておらず、

アレルギー性鼻炎などで鼻水が多い可能性もあったため)

成長とともに自然に中耳炎の回数が減ってくるだろうと言ってもらっています。

 

チューブ挿入で耳の聞こえはとてもよくなったようで、

聞き返すことはなくなり、テレビも普通の音量、

長男とも保育園のお友達とも、普通に会話できています。

さ行はまだうまく言えないことが多いのですが、かわいいので(親ばかです)

これからもゆっくり一緒に練習していくつもりです。

 

まだまだ次男の中耳炎との闘いは長くなりそうですが、

ママは頑張ります!!!

 

 

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